絵♯2では、下書きから色塗りまでの大まかな紹介をしていきたいと思います。
独学なのでこれが正解というのではありませんので参考までにご覧いただければと思います。
絵の下書きは0.3のシャープペンを使っています。
スーパーで当時98円で買ったごく普通のシャープペンです↓
芯の濃さはBがちょうど良い感じです。
最初はHBを使っていましたが、下書きの線を消した際に紙に跡が残ってしまうのが悩ましい所でした。
2Bより濃い芯は軽く消しゴムで消した時に黒く広がってしまったり…。
消しゴムはPILOTの事務・製図用消しゴムを使っています↓
消す時にあまり力は使わず、他の消しゴムよりフワッとしている印象の消しゴムです。
軽くトントンするだけでも結構消えます。
《下書きから色塗りまで》
- 下書き
- 線画
- 色塗り
主にこの行程で仕上げています。
1.下書き
下書きは濃く描くと消した時に黒い芯の跡が残ったり紙に凹凸ができたりします。
致命的なのは既に染めてある所の色と芯の黒色が、消しゴムで消す際に混ざってしまうことです。
この注意点から下書きは薄く、消しゴムで軽く消せる程度の濃さで描いた方が良いと思います。
私の場合は、紙全体に下書きを描いたり線画にしてしまうとごちゃごちゃになって何を描いているか分からなくなるので少しずつ描いています。
2.線画
線画では0.3のSARASAの黄、ライトグリーン、ライトブルーの3色に分けて描いています。
通常は黒や茶などの濃い色で線を描くと思いますがボールペン画は必然的に細かく描くことが多くなってくるので色を黒で囲ってしまうと区切りが沢山でき、キッチリしすぎな印象になってしまうので色の区切りがないようにしています。
好みの問題なのでキッチリした感じが好きな方は黒や茶などの濃い色での線画でもOKです。
色の使い分けは最後に何色にしたいかで分けています↓
●黄の場合
→赤、ピンク、黄、オレンジなどの暖色系。
色が決まっていない時に使っても最後の支障は少ないです(水色などの薄めの色の場合は、線の部分が少し黄色みがかるので注意)。
●ライトグリーンの場合
→黄緑、緑、青緑などの緑系。
●ライトブルーの場合
→青、紫、ブルーブラックなどの寒色系。
黄の線から他の色にするのは完成後に違和感がなく綺麗に仕上がりますが、ライトブルーの線を描いた所に暖色系の色を塗った場合は、少し違和感が出ることがあります。赤などの濃いめの色の場合は違和感はあまりありませんが、黄系の色は塗った後に青系の色を重ねたり、周りの色を青系にしたりするなどの工夫をすると違和感なく綺麗に仕上がります。
★線の色を間違えた際の対処の例
●白に塗りたい時の線について
白に塗りたい時は主にライトブルーで線を描いています。紫外線の色が紫で白い紙などを照らした時に青っぽい寒色系の色に見えることからライトブルーにしています。
白に影をつけるときも、ボールペンで塗る場合はSARASAのペールブルーで塗っています。↓
3.色塗り
主に使っているボールペンの種類は前記事の絵♯1に記した通り白のuni-ballシグノ、0.5のJuiceパステルカラー、0.3のSARASAです。
他にも変わり種ボールペンがありますが、それは後ほど紹介したいと思います。
●塗り方
主な塗り方はSARASAで影になる部分(濃くしたい部分)を先に塗り、JuiceのパステルでSARASAで塗った部分も含めて上から塗りつぶすという塗り方です。
画像で見るとこのような感じです↓
この塗り方はSARASAの色よりJuiceパステルの色が薄い場合のみに使える塗り方です。
同じような色の場合は、JuiceパステルにJuice白を組み合わせて塗ります。
凹凸で1番上になる所に白を入れて色の濃さ薄さをハッキリさせると同じような色であっても綺麗に仕上がります↓
(例)Juice白を使う色の組み合わせ
SARASA→S Juice→J
・Sペールブルー + Jブルー + J白
・Sライトブルー + Jブルー + J白
・S赤 + Jピンク + J白
・S赤 + Jイエロー + J白
・S青系 + Jバイオレット + J白 など…
凹凸をハッキリさせたい場合は白の組み合わせで色々と応用できるので自分で好きな色を見つけるのも一つの楽しみだと思います。
Juiceパステルは色を塗った上からJuiceパステルでまた色を重ねてもにじみが少ないのでJ白の上から違うJパステルで色を重ねて塗るということもできます。
今回は下書きから色塗りまで紹介をさせていただきました。違う名前、違うサイトで前に少しだけ描き方を投稿したことがありますが削除してしまったのでこのブログでまた紹介できればと思います。
ボールペンはとても個性のある画材だと思いますが、細かい作業が好きな方にはとても向いている画材の一つではないかと思います。
色の塗り方については私が使っている"主な"塗り方だけを紹介させていただきましたので、またの機会に追求した塗り方の記事を紹介できたらと思います。
次のボールペンの記事はこちら🖋↴
前回のボールペンの記事はこちら🖋↴