昨年植えた食用鬼灯が今年自然に生えてきました。
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昨年植えた鬼灯は下画像の鬼灯です👇
矮性(わいせい)とは一般的な大きさよりも小さいまま成熟するという意味です。
この種はネット通販で買いました。昔から鬼灯の形が好きで育ててみたいと思っていました。育てるなら食べれた方がいいだろうと思い、この種を買いました。
成長過程
昨年植えた所と全く違う所から生えてきました。鬼灯は雑草と同じ扱いなので生命力はとてつもないです。石ごろに生えてきてよくこんな所に立派に生えてるなと思います。
生え方は天に向かって育つのではなく、地を這うようにして育ちます。
ポットで育てた時は種を植えてから芽が出るまでに20日~1か月ほどかかりました。
実はこんな感じです。赤くはならないです。
食べごろになると茶色く乾燥して勝手に実を落とします。
中身を取り出すとこんな実になっています。黄色くなっているのが一番の食べごろでとても甘いです。少し青くても食べられます。
味はトマト風味のマンゴーです。マンゴーをトマト型にしたらこんな味なんだろうなと想像していただけるとその通りだと思います。匂いはマンゴーに近い甘い匂いです。匂いが手につくと一日中甘い匂いがします。
食用鬼灯の効能
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群、カロテン、鉄分、イノシトールを豊富に含んでいます。
イノシトールは動脈硬化の予防や神経機能を正常化する働きがあります。
その他にも抗酸化活性や血圧降下作用があるようです。
オールガイド食品成分表2013でラズベリーと比べるとナトリウムが約70倍、カリウムが約2倍、カルシウム、マグネシウムが約3倍でした。
ミニトマトやぶどうと比べても遥かに高い数値になっています。
マグネシウムが神経系に効果があるので自律神経が不安定な私にはもってこいの食べ物です。
観賞用鬼灯は生薬に用いられています。
根茎には咳、発熱、喉の痛みやむくみに効果があり、堕胎薬としても使われていた事があるようです。
知識がないと怖くて扱えないので個人的には食用で十分です。
種の取り方
種を植えなくても次の年からは自然に生えてきますが、ジャムを作る時などは大量に消費をするのでその時用に種を保存しています。
半分に切ってからスプーンなどで中身を抉り出します。
抉り出した実ごとお茶パックに入れます。
水で洗いながら実を潰して種と果肉に分けていきます。
2、3日雨が当たらないように天日干しにします。
乾いたら種を取り出します。種を保存袋に入れやすいように紙の上などに出すと楽です。
なるべく湿気っぽくならない紙の封筒に種をいれて、
大きめの封筒で2重にして保存して、
最後にチッブロックに入れています。
保存場所は冷蔵庫です。冷蔵庫の一角が種に占拠されています。
1度植えると次の年から除草剤でも撒かない限り雑草にも負けず自然に生えてきます。水をまかなくても元気にしていたりするので食糧難に適した果物です。
広範囲に沢山植えすぎると鳥や虫が色んな所に運んでご近所さんの畑も占拠してしまうのでバーブのように注意した方がよいかもしれないです。
閲覧ありがとうございました。
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