今年初めてトウモロコシを種から育てました。簡単な成長過程と育てるにあたってやった事を記していきたいと思います。
目次
種から育てる
今回使った種は交配種(F1)のピーターコーンです。
固定種は近場の店では中々売っていないので今回はこの種にしました。
土作りは1か月前に済ませておきました。
土作りの記事はこちら🌱↴
4月初めに上の写真の育て方通りに種を畑に直接植えました。
それから1か月半経ち、5月の中頃はこんな感じになりました。
6月中頃~下旬にかけて雄花(てっぺん)と雌花(ひげ)が出始めました。
収穫まだですが、中身が気になって剥いてみました。ヤングコーンです。
髭が出て25〜30日が収穫時だそうです。1本の房に2つのトウモロコシができました。
受粉方法
てっぺん(雄花)とひげ(雌花)が全体的にまばらに生えてきて自然に受粉するか心配だったので手動で花粉を付けていきました。
受粉の方法は大まかに2種類あります。
1つ目の方法
雄花(てっぺん)を1本とります。
雌花(ひげ)にちょんちょんと花粉をつけます。これで終わりです。
2つ目の方法
雄花近くを優しくたたいてゆらします。
花粉がぼわぁーっと出てきます。これで周りや下にある雌花に花粉が付けば受粉成功です。
虫が湧いたら
雄花周辺や雌花の接地部分にとくにアブラムシが湧きます。
雄花の方は雄花の少し下をハサミで切りました。
雌花の方は中身(実の部分)まで侵食していなければこのままで中身まで侵食していればヤングコーンとして食べました。
収穫時
受粉してから25日〜30日らしいのですが、一々受粉の日を覚えているのは大変なので雌花(ひげ)が全部黒くなるタイミングで収穫をしてみました。
ひげの色で中身がどうなっているかも確かめてみました。
ヤングコーンの状態
↓
髭が半分だけ黒い状態。
この時点で芯まで食べるのは難しい。
↓
全体的に黒くてカパカパになってました。
雨で濡れても髭が黒くなったりするので髭が黒いかどうかで判断はしないほうが良いかと思いました。髭と葉っぱで判断してもまばらです。
日数を記録したりとうもろこしの皮や葉にマッキーとかで髭が出た日を書いてた方が確実だと思います。
動物被害
畑の前の空き家に穴熊が住んでいます。2本ほど倒して食べていきました。
主に実は食べずにわまりのアブラムシやアリ、とうもろこしの中の白いウジ虫みたいなのを食べてくれてたのでありがたいですが、実をもぎとるのはやめてほしいと思いました。
幸い根も茎も被害はないのでそのままにしておこうと思いました。
⚠️猿⚠️
猿は皮をむいて綺麗に食べていきます。集団で行動してるので被害も大きいです。
大きいとうもろこしは全部食べられました。ヤングコーンのみ残っていて全部倒されていました。雨除けの板も散乱しています。
初めて育ててみましたが受粉時期になるまでは放置していました。ひげが出始めてからは毎日様子見をして受粉させたり、虫が繁殖していないかの確認をしていました。
個人的な感想ですが、隣通し並べた畝に5本ずつ(合計10本)植えていれば手動で受粉しなくても大丈夫な気がしました。
ただ花粉が出なくなってから2本目のトウモロコシが生えてきたりするので間に合えば受粉、間に合わなければヤングコーンとして食べるしかないかなぁと思いました。
植える間隔もちゃんと取らないとトウモロコシ自体が実らない事もあります。
大きいのは4本だけ食べる事ができて、後は猿に全部食べられちゃいましたが上手く育てられて良かったです。
閲覧ありがとうございました。
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