よもとら diary

ボールペンや水彩の描き方、野菜栽培、心霊話、脱ステ経験談など経験を元にした雑記ブログです。主に17:00更新。

ボールペンイラスト#4 花の描き方や構図

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 絵♯4では簡単な花の描き方の紹介をしたいと思います。現物の様なリアリティな花ではなく、絵のデザインとしての花の描き方の紹介です。

 

●下書き牡丹菊やダリアなどの場合

 

①丸を描きます。この丸が1番外側の丸になります。

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②内側に丸を描きます。花の段数によって内側の丸の数を決めます。


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←左2段 右3段→

 

③1番内側の丸の中に花びらを描いていきます。フリーハンドが難しい場合は、最初に線を書いて区切って書くと綺麗に書けます。

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真ん中を軸にして描いていきます。

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④次に外側の段の花びらを描いていきます。

均一に描きたい場合は最初に1段めの花びらの真ん中で区切って区切った箇所からまた半分に区切ると比較的均一になります。

外側の丸を目安に花びらを描いていきましょう。

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 応用として段の数、花びらの数や形を変えていくと同じような花の作りであれば比較的簡単にデザインとして描けます↓

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上左からナランキュラス、菊科、ひな菊、柊南天

下左からクリスマスローズ、梅、ダリア

 

 

●下書き薔薇や椿の場合

 

①外側の丸と内側の丸を描きます。

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②内側の丸の中に三角又は四角を描く様に線を描きます。そして、三角又は四角の中に三角を描きます。

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③外側の丸にそって花びらが重なり合う様な感じで描いていきます。ポイントとしては外側の花びらの始まりの線は三角(四角)の線から伸びているように描くと全体的に花としてまとまりがでます。

赤の線がポイントの部分です。

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④また外側に花びらを重なり合う様に幅を大きめにして描きます。

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この描き方で、外側の花びらに丸みを帯びせたり少し尖り気味にするだけで色々な花に応用できます。

外側の花びらなしで内側の丸だけのデザインでも可愛いコロコロとしたデザインの花ができます。

 

●下書き真ん中の花粉部分が大きい場合

 

①外側の丸と内側の丸を描きます。

 

 

②内側の丸はそのままで外側だけに花びらを描きます。花びらの綺麗な書き方は牡丹菊やダリアなどの場合で紹介したのと同じです。

 

③②で完成ではありますがデザインとして私が実際に使っている描き方としては花粉部分を波紋の様に描くとミステリアスな感じに仕上がります。

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 実際にひまわりなどを見てみると外側から中心にかけてほぼ円状に花粉が飛んでいきます。

現物を見て観察して図形の形に当てはめていくと色々な発見が生まれてデザインにもできるので絵を描くにあたっての観察はとても大事なことだと思います。

 

●下書きアジサイなどの場合

 

 こまごまとまとまっている花なので描きづらいと思いますが、図形がまとまっているだけと考えるととても簡単に描けます。

 

①餅みたいな丸を描きます。少し横に長くかくのがポイントです。

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②丸の中に四角をぎゅうぎゅう詰めにしてたくさん描きます。

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③四角を4等分にします。

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④四角だけをボールペンでなぞって消しゴムで線を消します。

 

 

⑤花の内側を濃いめにしたり、外側を薄くしたりと塗り方は多様にできますが、花びらの縁を白でなぞったり真ん中を花粉に見立てて黄色くしたりするとメリハリが付いて綺麗に見えます。

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 この描き方の応用で4等分にして花びらをハート型にしたり5等分にしたり、どんどん複雑にはなりますがまとまった花系には使える描き方です。

 

●下書き〜細くて細かい花びらの場合〜

 

 彼岸花や大菊などの花びらが細くて細かい複雑な花の描き方の紹介です。

 

①大まかに全体の把握をして、花の段数や花びらの位置を適当に決めます。

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②線のみで花びらを描きます。 

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③描いた線を消しゴムで薄くします。

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④薄くした線が中心になり、線の周りを囲う様に花びらを描いていきます。

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⑤足りなそうな部分を付け足していきます。足りなそうな所がわからないけどなんか違うなぁと感じる時は②と同じように線を描いてみてから付け足して行っても良いと思います。

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花びらが細くて細かい場合は、最初に線だけを描いていくと全体像が把握できて描きやすくなります。

 

●下書き朝顔

 朝顔は丸い形のもありますが全体的にみると5角形の様な形をしている様に見えますので、その図形を利用して描いていきます。

 

①五角形を書きます。フリーハンドでも大丈夫です。

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②中心に小さい丸を描きます。

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③五角形の角の部分から中心にかけて三角を作ります。そうすると真ん中に星形ができます。

三角を作らないで最初から真ん中に星を描いても大丈夫です。

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④三角の真ん中に一本線を描いて筋を入れて完成です。

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図形として捉えるとそこまで考えずに描くことができるのでオススメの描き方です。

 

 

●葉っぱの描き方

 葉の形は調べてみると多種多様で、描きたいデザインによって使い分けができます。

1番汎用性のある葉はハート型の葉です。雑にハート型を描いてもハートの頭のへこんでいる部分と尖っている先端の部分を線で繋ぎ合わせれば、葉っぱになります。

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 私が普段から使っている花の描き方の紹介でした。やはり1番は観察が大事だと思います。規則性を見つけるととても簡単に描けますので是非お試しください。

 

 

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