ある日、縁側に置いておいた缶コーヒーの上で雨宿りしているカエルがいてとても良い構図だったので描きたいと思いました。
カエルの横の花はオダマキです。この花も庭に咲いていて綺麗だったので絵の中で一緒にしました。
下書き
実際に見たのを忠実に絵にしたいと思ったので今回はキャラクター感なしで描きました。
線
SARASA0.3ボールペンの黄、ライトグリーン、ライトブルーで下書きの線をなぞっていきます。
最後に茶色のボールペンで上から線を描くのできっちり描かなくても大丈夫です。塗る所がわかれば良いって範囲で描きます。
塗り
水に濡れてる感を出したくて、水彩色鉛筆の色を多めに水筆でとって水滴を垂らしました。
水滴を垂らし、乾く前に絵を傾けて水滴が下に垂れてる感じを表現しました。
水滴を垂らしすぎて自然乾燥で乾くのに一晩かかりました。
背景の雫を塗ります。
最初に薄い色を塗り、濃い色をどんどん重ねていきます。ポイントは光が反射してキラキラ輝いている印象にする為に白を所々残す事です。縁部分は白を残すと爽やかな印象になります。
缶コーヒーの影を全体的につけていきます。
円柱の場合、影や光は縦一直線に入ります。それを意識して縦方向に塗っていき、光部分も縦方向に白を残していきます。
上下部分の缶を開ける部分と底の方を塗ります。
缶コーヒーのデザインの色とは違う色にしたかったので金属の色に近めの黄土色で最初に塗りました。
黄土色より濃いめの銅に近い茶色を塗り重ねてツヤっぽくなるようにしました。
缶のデザイン部分を塗っていきます。
缶に描いてあるロゴと色はオリジナルデザインです。缶コーヒーのデザインってまったり感というかほのぼのしたデザインの印象があるので色も渋めの色を選びました。
下の緑と上の茶色部分どちらも影を塗ったときのように縦方向を意識して塗ります。
真ん中のコーヒー豆とカップのロゴ部分です。
ロゴは個人的に雑に塗った方が雰囲気が出るので
一色で濃淡をつける時は水の調整をしながら塗りました。
オダマキの花です。花は全体的に黄色だったので影になる部分は黄色より濃いオレンジで先に塗りました。
その上から全体的に黄色を塗ります。
最後に花粉がある部分を区別するためにピンクを所々入れました。
花びらは白色だったのですがグレーで影をつけるだけじゃつまらないと思い、黄色と相性が良い水色で葉脈の筋を意識して薄い色を先に塗って濃い色を重ねました。
茎の部分は大きい絵ではない限り、1色又は2色で塗ると綺麗に見えます。
カエルの緑部分は2色で塗りました。最初に渋めの薄い緑で全体的に塗り、影部分と皮膚のブツブツを濃い緑で表現。
茶色の部分は1色で水で濃淡をつけて塗りました。
目の瞳部分は最後にボールペンで塗りつぶすので目全体をオレンジで塗ります。
SARASAボールペン0.3茶色で線を描きます。
気をつけた事は缶コーヒーの線の描き方です。人工物なのでカクカクした感じにしたのと円柱の影が縦一直線なので全体的に縦線を多めに入れました。
明るさを調整して出来上がり。
画像の編集で明るさを少し上げました。
水滴を垂らしての表現はお初でここまで描けるとは思ってもいませんでした。缶コーヒーのデザインもよく出来たと思います。
缶コーヒーとか缶のコーラの "缶" が結構好きなので1つの絵として描けて良かったです。
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閲覧ありがとうございました。