個人的に葉っぱをよく描くのでリアル目な葉っぱの描き方を紹介したいと思います。
①観察
まずは葉っぱの観察をしていきます。
葉っぱを描く上で1番重要なのは葉脈と形です。
形に対して葉脈がぐちゃぐちゃに描かない限りは、大抵葉っぱに見えます。
色んな形があるので、描きたい形の葉っぱを事前に資料や実物などで観察するのが大切です。
②実践
ひし形の葉っぱを描いていきます。
ひし形の場合の葉脈は赤線の様な感じになります。
これを意識して色をのせていきます。
ボールペンはSARASA緑0.3です。
葉脈の部分を白いまま塗らないで周りを染めながら描いていきます。
全体的に描くとこの様な感じになります。
外側と葉脈の部分は塗らずに残しておくとそこの部分が盛り上がっている様に見えます。
影になる部分を塗っていきます。
影になる部分をを塗る時は、最初に塗った色よりも濃い色で塗っていきます。
今回はSARASAビリジアン0.3で塗っています。
緑に重ねる色は濃い緑系の色か青系の色を塗ると綺麗に仕上がります。
全体に塗るとこんな感じになります。
これは好みの問題だと思いますが、内側と外側の縁部分に塗ると良いかもしれません。
上からjuiceパステルグリーンで全体的に塗っていきます。
ポイントは、光を入れたいところや凹凸を強調したいところは白のまま残しておきます。
白のまま残したところや凹凸を強調したい所にjuiceパステルイエローを塗っていきます。
これで完成です。
③色々な色の葉っぱの塗り方
基本の塗り方は同じで色と段階を変えるだけです。
●青系
青白黄の組み合わせはとても綺麗に映えます。
最初にSARASAペールブルー0.3で塗っていきます。
次にペールブルーより濃い色のSARASA青0.3で塗っていきます。
コバルトブルー、ブルーブラックなどの青系の色でもでも代用可能です。
juiceパステルブルーで葉脈の部分の白を少し残して塗っていきます。
ここがポイントです。
juiceホワイトで白を残した部分を中心に塗ってパステルブルーをぼかしていきます。
この工程は大事で、最後にjuiceパステルイエローを塗るのですが、ホワイトでぼかさないまま塗ると色の差が激しく出てしまい、綺麗に見えないのでホワイトを入れます。
juiceパステルイエローを葉脈部分を中心に入れていきます。
これで青系の葉っぱの完成です。
一番最初の色をコバルトブルーにしてもとても綺麗に映えます。
個人的には一番最初の色を青とブルーブラックにするのはオススメしません。暗すぎて葉脈部分も潰れる恐れがあります。
●緑に青を入れる
ちょっとした応用です。
影部分に青色をのせます。
今回はSARASA青です。コバルトブルーでも大丈夫です。
その上からjuiceパステルグリーンで全体的にぼかしながら塗っていきます。
パステルグリーンを塗った上から部分的に(好み)パステルブルーを塗っていきます。
最後にパステルイエローで完成。
緑に青を入れることによって柔らかさが出ます。
緑でもちょっと変わった色合いにしたい時は、青を入れると綺麗に映えるのでオススメです。
●赤系
紅葉などでも使える色合いです。
SARASAレッドオレンジで最初に塗っていきます。
オレンジでも少し黄を足すのでもOKです。
影の部分はSARASA赤で塗っていきます。
上から全体的にjuiceパステルイエローで塗っていきます。次の段階がないので白は残さなくて大丈夫です。
これで完成です。
緑の葉っぱだけじゃ物足りない時に差し色として入れると見栄えが良くなります。
④色んな種類の葉っぱ
絵によってデザインを変えています。
今まで描いたデザインの葉っぱを紹介します。
葉脈部分を分割したデザインです。
分割して細かくすることによってとても塗りやすくなりますが、隣同士の色が被らない様に気をつけるなどしないと綺麗に見えないので注意です。
ステンドガラスの様な塗り方をしています。
真ん中の葉脈以外は規則性を無視して分割しています。色合いも似通った色で塗っています。
一枚の葉っぱにはSARASAとjuice一色ずつの合計2本だけで塗っています。青系の色も使っていません。
主にSARASA緑とjuiceパステルイエロー、SARASAビリジアンとjuiceパステルグリーンという感じです。小さい部分に塗る時に良い塗り方です。
SARASA青系又は緑系とjuiceパステルグリーンを塗った後の縁にパステルイエローを塗っています。
パステルイエローがあるのとないのではメリハリ、キラッと感が違います。
明るすぎるのが嫌だという人はパステルイエローの代わりにホワイトにするとキラキラ感を抑えられます。
閲覧ありがとうございました。
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